伊東市の新図書館建設計画 総工費37億円


総工費42億円
本当にこのまま進めていいの?

伊東市新図書館建設事業

■市民の声に応える図書館を
 総工費37億円をかけて建設が予定されている伊東市の新図書館は建築資材などの高騰で入札価格が合わず第1回目の入札は不調に終わりました。伊東市小野市長は「安価な資材などを使って建設費は変えず、設計はそのままで続行する」として、令和6年度予算で更に5千4百万円の再設計料を投入。建物のサイズダウンを図りました。
 令和6年4月、再設計が終了し、5階建ては維持して床面積を3割程度削減した新たな図面が発表されました。
4月20日~21日にかけて
新しい設計内容についての市民向け説明会が3回に渡って開かれ、93名の市民が参加。
新図書館建設事業は、引き続き再度の入札に向けて進んでいきます。

 令和7年度。伊東市議会3月定例会に新図書館建設の為の工事費が遂に計上されました。
総工費は37億円に納めるように目指す、としながらも、約1割の上乗せとなり42億円へ増額。議会で令和7年度の予算が可決されれば6月頃の再入札を経て建設がはじまります。
伊東市議会の予算審議の行方に注目していきましょう。


■市民負担が本当に問題なのは建設費よりむしろ年間の維持費
 伊東市の新図書館の年間の維持費は2億7千万円を予定しています。
建設費の毎年の償還(分割払いへの支払い)もさることながら、問題はこの維持費です。維持費はこの図書館が存続する限り支払いが続きます。人口減少が続く伊東市では、年々、市民ひとりあたりの市民負担は増えていく結果に繋がります。

ガラス貼りの建物の実際の光熱費は?メンテナンスの費用は?建設後の民営の運営はどうなるのか。
図書館で働く市民(スタッフ)の待遇は民営になっても悪くならないのか。

このサイトでは引き続き伊東市新図書館建設事業や伊東市の図書館政策についての情報を発信していきます。



◆【みなさまへご報告: 請願署名へのご協力ありがとうございました!】
伊東市議会へ 計画の中断とゼロベースからの事業見直しを求める請願を提出する請願は、短期間で1605名の請願人署名を集めて令和5年9月議会へ上程されましたが
市議会で不採択(否決) となりました。市民の請願に対する議会の姿勢について、改めて検証していきたいと考えています。
請願の詳細は → こちら

伊東市新図書館を考えるサイト
2023.07.01
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